ネットショップの決済機能について

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ネットショップを始めるうえで、なくてはならない機能が決済となります。

実店舗で例えるとレジの機能です。様々な決済手段を用意することで、買い物に来た購買者の利便性を高めることに加え、お支払い時の離脱も防ぐことが出来ます。

下記、決済手段のご紹介致します。最低でも主流であるクレジットカード決済は、ECサイトを始める上で、搭載しておく必要があるかと思います。

マイボイスコムの調査によると、直近1年間のオンラインショッピング利用者が、ネットショップで買い物をする際に、希望する決済手段を選択できなかった際、下記の結果となっております。

  • 「そのサイトでの購入はやめ、他のサイトや店舗で購入したことがある」:31.2%
  • 「そのサイトで、希望とは異なる支払方法で購入したことがある」:23.7%
  • 「商品の購入自体をやめたことがある」:18.6%

上記の結果からも、決済手段を準備しておくことが重要であることが分かります。

これからネットショップを始めるかた向けに、主要な決済手段の概要をご紹介致します。

クレジットカード決済

ネットショッピングで、最も多く利用されている決済方法が、クレジットカードです。

クレジットカードによる支払いは、7~8割となっております。
メリットとしては、代金の未回収リスクを低く抑えることが可能です。

主要なカードブランドは、VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERSとなり、この5ブランドを取り揃えていれば、ほぼ全てのクレジットカードに対応出来ます。

ネットショッピングにおける支払いの流れとしては、商品選択後、住所等の必要情報を入力し、「クレジットカード番号」「有効期限」「カード所有者の名前」を入力し、支払い手続きを済ませます。「セキュリティコード」や「3Dセキュア認証」を必要とすることで不正利用対策をとっている場合もあります。

セキュリティコード

クレジットカードの表面や裏面に印字されている3ケタまたは4ケタの数字。お支払い時(システム上ではオンライン処理時)に購入者様にご入力いただくことで、不正利用のリスクを減らすことができます。

3Dセキュア認証

3Dセキュアに対応しているカード会社の会員であり、かつ事前に発行カード会社へパスワードを登録している方に対して、ご注文時に本人認証が実施されます。

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コンビニ決済

ショッピングサイトでお買い物をした際、支払い手続き完了後にメール等で、購入者へ「お支払番号」が送付されます。購入者はその番号を持ってコンビニのレジ、またはLoppi等の端末で手続きを行い支払います。

ショッピングサイトの運営者は、お客様(購入者様)によるコンビニでの入金を、管理画面で確認してから商品発送を行います。お支払番号の有効期限(決済業者にもよりますが、最大30日)は、運営者側で設定することが可能です。

コンビニは全国に約46,000店舗(当社調べ)拠点があるため、利便性が高いのが特長です。カードを持っていない方、カードを持てない10代の方、現金で支払いを済ませてしまいたい方など、カード決済の次に多く利用されている決済手段です。物販からコンテンツ販売まで幅広く利用されております。

ペイジー決済

ショッピングサイトでお買い物をした際、支払い手続き完了後、購入者へ「お支払番号」が通知されます。購入者は「お支払番号」をもとに、銀行ATMやネット銀行で支払う決済方法です。
国内の金融機関のほとんどが加盟しており、ペイジーに対応しているどの銀行ATMでも支払いが可能です。

後払い決済

クレジットカードを利用されない方や、商品到着後のお支払いを希望される方に対し、コンビニや郵便局(ゆうちょ銀行)、銀行からお支払いいただける請求書(払込用紙)をお送りする決済サービスです。

サイトでショッピングをされた方へは、注文後まず商品が送られ、その後請求書が送られます。商品に請求書を同梱することも可能です。運営者は請求書発行業務、入金確認、催促などの煩雑な業務は必要なくなります。
未回収リスクがなく、後払いサービスを提供している決済代行業者が債権の回収を行います。購入者は、商品が届いたのを確認してから、全国約46,000店舗以上(当社調べ)のコンビニ、郵便局、銀行で支払いが行える安心なお支払い方法のひとつです。

携帯キャリア決済

携帯電話会社の電話料金徴収システムを利用した決済方法です。
au(KDDI)、docomo、SoftBankの3各キャリア別に同様のサービスがあり、商品代金は利用者の月々の携帯電話ご料金と一緒に請求、支払いが可能となります。
携帯電話端末の個体識別情報で利用者を特定できるため、パスワード入力だけで決済可能な点が特徴です。カードをお持ちでない方、またはカードを持てない10代の方などを中心に利用されています。

代金引換

宅配業者や郵便局が、購入者に商品を配達した際に、料金を徴収する決済方法です。
商品到着を確かめてからの支払いとなるため、安心して利用できます。カード番号の入力や、ATMへ出向いての振込など、手間のかからない決済手段です。

以上が、決済手段のご紹介となります。

これからショッピングサイトを始められる方は、是非参考にして頂けると幸いです。
既にサイトを運営されている方でも、決済手段を追加し、利便性を高めることで、取り込めていなかったお客様を囲い込める可能性も十分ございます。
今一度自社の決済手段について、見直してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

EC-CUBEペイメント 広報担当

EC-CUBE公式決済として、1000店舗以上の店舗様に導入頂いており、「公式だからこその充実機能」「店舗主様と同じ目線の手厚いサポート」をテーマにサービス提供しております。2009年10月に誕生し、おかげさまで5年目に突入しております。

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