ネットショップに安心感をプラスすることで購入意欲をプッシュする!

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ネットショップでは、ただ単に商品写真と価格が記載されているだけであれば、「そのネットショップで買おう」という決め手に欠けると思いませんか?
別のネットショップで同じ商品を購入してもいいです。

ユーザーはネットショップでは単純に「価格」や「機能」だけでなく、ネットショップから得られるその他の情報も商品の利点として総合して見ています。
あなたのネットショップで購入してもらうための顧客ベネフィット(利点)として安心感について考えてみましょう

安心感=購入しやすくする工夫

初めてそのネットショップで購入しようとしているユーザーは不安でいっぱいです。
「購入方法は?」
「決済の種類は?」
「ギフト用包装してくれるの?」

そういったひとつひとつの悩みを解消することが、「ネットショップでの購入」を後押しする安心感や信頼度につながってきます。

ネットショップに訪れたユーザーに「気持よくお買い物をしてもらう」ためには、上記のような疑問を解決する(=安心感を与える)コンテンツも必要です。

安心感を与えるためのコンテンツ案をいくつかご紹介しますので、取り入れられそうなものから始めてみてください。

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「商品発送方法」など購入に関する説明ページを設ける

「どのような手順で商品発送されるのか?」
「どんな梱包で届くのか?」
商品によっては、「プレゼント用の包装にはどんな種類があるのか?」

などもネットショップでの購入の際に決め手となる要素のひとつです。
商品の発送は「ユーザーから見えないネットショップ側」の作業になりますので、そこを説明するページを設けることでユーザーの安心感を増やし、ネットショップへの安心感・信頼度アップをはかりましょう。

検品方法
⇒注文内容をどのようにチェックして、どのように商品状態をチェックしているか?
梱包方法
⇒どのような形で梱包を行なっているか?どんな形で手元に届くのか?

「お買い物ガイド」などのヘルプページを設ける

「ネットショップであまり購入をしたことがないユーザー」や「初めてサイトに訪れたユーザー」は、どこからどうやって商品を購入すれば良いかなかなか分からないものです。

購入手順をわかりやすく説明した「お買い物ガイド」のページをネットショップ内に用意することで、ユーザーも安心して購入手順を把握することができます。

各ページ毎の入力フォームの説明を行い、「どの部分に」「どのような内容を入力するのか?」を説明することで、ネットショップで初めて購入するユーザーに対しても親切で、ストレス無く安心して購入フローを勧めることができます。

特に、配送先を複数選択できたり、定期購入商品の配達日時指定等が出来るなど、選択肢をユーザーの任意で入力出来る項目などを設けている場合は、特に「お買い物ガイド」を充実させた方が良いと思います。

ネットショップで購入手順がよくわからないと購入が億劫になってしまいがちですよね。
この「お買い物ガイド」を上手く利用してユーザーが安心してスムーズに商品を購入できるようにサポートしてください。

「FAQページ」を設ける

ネットショップを運営していると、電話やメールで問い合わせを頂くことはありませんか?
そういった問い合わせに備えてお客様から頂いた質問をまとめた「FAQページ(よくある質問)」を作っておくのはいかがでしょうか。

FAQページでは「一問一答」のように、一つの問いに対し、ネットショップ側からの回答、アドバイス、解決策などを記載します。
購入に迷っているユーザーに対してもバナーなどで誘導することで「自己解決」へと結びつけることができます。
ユーザー側は安心感を得るだけでなく、問い合わせる手間が省け、同様にネットショップ側の手間も省けます。

また最近では「FAQページ」はSEO対策の一環としても取り入れられており、
検索エンジンからのアクセスも見込めますので、是非ネットショップ内に設置しましょう。

「お客様の声」ページを設ける

ネットショップ上で商品を吟味しているユーザーはこの商品が自分の求めている価値があるのかどうか?などの不安を抱えている場合が多いです。
その際に参考になるのは「実際にそのネットショップで商品を購入したユーザーの生の声」になります。
ネットショップに寄せられるお客様の声をそのまま紹介ページとすることで、購入に迷っているユーザーには参考になります。

出来れば、お客様の声は、生の声であることをなるべく伝えるため、実名・顔写真、手紙であればPDFのキャプチャなどを掲載するとより信頼性が増します。

時には悪い意見などの声を頂くこともあるかと思います。
(商品が足りなかった、配達日時を間違えたなど)
その場合も掲載したほうが良い場合があります。

ユーザーの声を真摯に受け止め、ネットショップ側の対応も記載しておくのです。
そうすることでユーザー側も「万が一不測の事態になったとしてもこのネットショップであれば安心して商品を購入することができる」と思いやすいでしょう。

お問い合わせの入力フォームを設ける。バナーでの誘導も

ユーザーがネットショップ閲覧時に疑問に思ったことを質問できる「お問い合わせフォーム」はネットショップに必須の項目と言えます。

EC-CUBEではデフォルトでお問い合せ機能がありますね。
もし、ネットショップのデザインなどで問題がなければバナーでも誘導しましょう。
ブラウザの別ウィンドウや別タブにて「お問い合わせフォーム」を表示させることで、ユーザーに戻るボタンを押させる事のないようにすると良いでしょう。

安心感で購入意欲をプッシュ!のまとめ

今回お話しました「安心感のあるサイト作り」は、ネットショップの売上に関わってくる部分になります。

「購入しよう」と思ったユーザーが抱えている疑問点、不安点を解消する事のできるページを用意できているか?を定期的にチェックしてみて下さい。
もし、今そのようなネットショップ作りになっていなければ今からでも遅くはありません。

ネットショップに訪れたユーザーに商品価値を見出してもらい気持よくお買い物して頂くことは、今後のリピート購買にもつながってくる要素になります。
「訴求力のある」「安心できる」「信頼出来る」ネットショップづくりに是非取り組んでみて下さい。

この記事を書いた人

山本 稔

株式会社アラタナ 取締役。1978年(昭和53年)2月5日生まれ、2008年 リクルートにて営業に従事。リクルート在籍時代には通期MVPを受賞するなど営業実績を残す。2010年 株式会社アラタナに入社、取締役就任。

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