【第1回】カゴ落ちメールでEC売上5,000万円アップ!〜カゴ落ちエバンジェリストが自社ノウハウを大公開〜

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はじめまして。イー・エージェンシーの高山晋です。

2016年リリースした、カゴ落ち対策のMAツール「カートリカバリー」のマーケティング責任者を務め、300サイト以上にカゴ落ち対策を展開しています。じつはこの1年間、カゴ落ち対策のことしか仕事をしてません(笑)

この1年間、多くの企業がカゴ落ち対策の導入を本格的に進めています。多くの企業がカゴ落ち対策によって平均で年間1,000万円以上の売上を増やしています。なかには、年間5,000万円以上の売上を増やしているECサイトもあるほどです。

今回、ネットショップの壺で特別に、多くのECサイトで実践してきた「カゴ落ち対策」のノウハウを紹介していきます。

カゴ落ちとは?

ショッピングカートに商品を入れたにも関わらず購入せずにサイトを離脱する行為です。当社のデータでは、平均で70%ものカゴ落ちが起きています。

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カゴ落ち率40%以下の超優秀ECサイトが実践する「カゴ落ち対策」とは?

カゴ落ちによって多くの機会損失がでていることは確実にいえます。

ECサイトを改善する場合、安易に考えがちなのがトップページや商品ページなどの改善ですが、まずやるべきはカゴ落ち対策であることは間違いありません。

お金をかけて集客して、商品ページも見て興味を抱いてもらえたにも関わらず、購入直前で買い物を中断し、離脱されてしまうのはとてももったいない事象です。 まさに、穴の開いたバケツで水をすくっているようなものです。そこで、カゴ落ちによる機会損失をいかにして防ぐかということが重要になってきます。

カゴ落ち率40%以下の超優秀ECサイトが実践している「カゴ落ち対策」。

それは、「カゴ落ちメール」です。

カゴ落ちした人に、X時間後に「◯◯の商品お買い忘れありませんか?」というメッセージで実際のカゴ落ち商品とともにメールを送ります。たった、これだけです!

カゴ落ちメールは、マーケティング・オートメーションツールを利用することで比較的簡易に導入ができる施策で、ハードルが低い割に高い効果が見込めるためサイト改善の中でもおすすめな施策です。

(参考までに、カートリカバリーではEC-CUBEのプラグイン(バージョン3.0にも対応)を用意しています)

「カゴ落ちメール」の導入することによる効果

カゴ落ちメールは、とてもシンプルでわかりやすい施策ですが、効果も高い施策です。

J LOUNGEではカゴ落ちメールを1時間後に配信しています。その結果、月間売上が15%増加しました。

今まで送っていたメルマガと比べても、開封率は3倍。クリック率は3倍。コンバージョンレートは5倍と、圧倒的に高い効果がでています。

導入事例 J Lounge様

結論:メルマガ送るよりも、「カゴ落ちメール」を送ったほうが売上が上がる

多くのECサイトでカゴ落ち対策を実施してきましたが、カゴ落ちメールはメルマガと比べて、圧倒的に効果が高いことがわかっています。

一斉送信のメルマガのように、全員に同じコミュニケーションをするよりも、購買意欲の高いカゴ落ちユーザーに絞って、その人の1人ひとりのカート情報にあわせて、メール配信するほうが効果的なのは間違いありません。

次回・・・

では、果たしてカゴ落ちメールは「何時間後に送れば効果がよいのか?」「どんなクリエイティブが効果がでるのか?」。次回は「カゴ落ちメール」の最適化方法を事例を交えてご紹介します。乞うご期待ください。

この記事を書いた人

高山 晋

大手総合広告代理店に出向し、数多くのダイレクトマーケティングの案件に携わる。サイト改善、動線設計、クリエイティブなど、コンバージョン向上施策の多数経験を積む。 2015年からは、社内の自社プロダクト開発に従事し、カゴ落ちフォローのMA(マーケティング・オートメーション)ツールである、カートリカバリーのマーケティング責任者を務める。

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