SNSを使った集客法比較

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今では多くの人がSNSを利用しています。自社ECサイトや商品を知ってもらうためには、自ら発信をしてユーザーに見てもらい興味を持ってもらうことが集客やリピーターを増やすためには大切になります。しかし、各SNSにはそれぞれ特徴や利用者の年齢層にも違いがあり、特徴に合った発信をしなければなりません。そこで、SNSの特徴やどのような活用ができるかを紹介します。自社ECサイトの発信の参考になればと思います。

種類 Twitter Instagram Facebook TikTok YouTube
ユーザー数 4500万人 3300万人 2600万人 950万人 6500万人
メイン情報 文字 画像 文字 動画 動画
年齢層 20代〜40代 10代〜30代 30代〜40代 10代〜20代 幅広い年齢層
拡散性 高い 低い 高い 低い
メリット ・リアルタイム性と拡散性が高くユーザーとのやりとりがしやすい。
・「フォロー&リツイートをすると〇〇を〇名様にプレゼント!」といったキャンペーンをして拡散機能をうまく利用することで広告効果を得ることができる。
・視覚的に情報を伝えることができる。
・ショッピング機能があり、ECサイトへの誘導が出来る。
・InstagramとFacebookに同時投稿することができる。
・信頼度が高い。
・BtoB企業の活用に役立つ。
・長文投稿ができるため、1つの投稿で質の高い発信をすることができる。
・動画の長さが15秒〜60秒と短く、再生して貰いやすい。
・動画の編集が手軽にできる。
・インフルエンサーとコラボをした投稿ができると、さらに見てもらえるきっかけができる。
・詳細な情報や裏話などが届けやすい。
・細かなアクセス分析ができるので、今後の改善にも役立つ。
・「〇〇の商品を使ってみた」といったような動画を投稿することで、商品の魅力やユーザーが持つ不安を解消するためのを情報をより伝えられる。
デメリット ・モラルが欠けた発信をすると炎上しやすい。
・1つの投稿につき140文字という文字制限がある。
・目を引くようなクオリティの高い画像を投稿する必要がある。 ・1日に多くの投稿は逆に見てもらえなくなる可能性がある。
・拡散性は高くないため、新しい顧客の集客は難しい。
・ターゲット層が限定される。 ・動画編集の知識が必要になる。

Twitter

利用者が他のSNSと比べたら圧倒的に多く、主に20代~40代に使われ幅広い年齢層に利用されているSNSです。Twitterには140文字という文字制限がありますが、リアルタイム性と拡散性が高くユーザーとのやりとりがしやすいというメリットがあります。例えば、「フォロー&リツイートをすると〇〇を〇名様にプレゼント!」といったキャンペーンを行うことで、多くの人に拡散をしてもらい、さらに拡散したユーザーのフォロワーにも見てもらえるという広告の効果も得ることが出来ます。また、ハッシュタグを使うことで、興味や関心を持ったユーザーに見てもらいやすくなるメリットもあります。

プロモツイート
プロモツイートとは発信した投稿をターゲットである利用者のタイムラインに表示できます。プロモーションと表示されるのが特徴ですが、それ以外は通常のツイートと変わりないので返信やいいね、拡散をすることも可能です。また、プロモツイートは興味関心がありそうな利用者に表示されるようにできており、例えば利用者がフォローした相手や、ツイートの内容、リツイートされたツイートなど、様々な判断基準を基に関係性が高い利用者に表示します。

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Instagram

Instagramは写真や動画が投稿出来るSNSです。10代~30代の女性が使っているイメージがありますが、最近では男性や40代・50代の幅広い年齢層で利用者が増え続けています。写真や動画がメインとなるため、魅力的な商品を視覚的に伝えることができます。逆に言えばビジュアルが重視されているので、如何に目を引く画像や動画にするかがポイントになるでしょう。また、Twitterと同様、ハッシュタグをつけることもできます。しかし、拡散性が無いためハッシュタグを検索して画像を辿ります。さらに、若年層ほど情報収集にハッシュタグ検索を活用していることが高い傾向があるため、投稿をする際にはハッシュタグのキーワード数を増やすことで、多くの人に見てもらえる機会を増やせます。さらに、InstagramはFacebookと連携することができます。1つの投稿内容をInstagramとFacebookに同時に投稿することができるため運用負担が減り、より多くの人に閲覧してもらえる機会を得られます。

Instagramショッピング
投稿した画像に商品名や価格を記載することができ、興味を持った利用者が手軽にECサイトに誘導することができます。通常の投稿にリンクを貼ることが出来ないため、ショップに繋げることが困難でしたが、Instagramショッピングを使えば解消できます。

Facebook

Facebookはハンドルネームを使った他のSNSと異なり、実名での登録が必要なSNSです。年齢層は他と比べると高く、主に30代~40代の世代に使われています。企業アカウントも多く、他のSNSと比較するとフォーマルな場として利用されています。また、実名制のため信頼度が高いです。TwitterとInstagramは短い文章で情報をより多く投稿することが多いですが、Facebookは長文投稿ができるため、少ない投稿数で質の高い投稿をすることでユーザーからいいねを貰って信頼度を向上できます。

Facebookページ
Facebookには個人アカウントで使用する「個人ページ」と、企業が商品などの情報を発信する「Facebookページ」があります。Facebookページはビジネス用の機能が備わっており、フォロワーやいいね数の増減、投稿記事を閲覧した人の数などのアクセス解析をすることができます。しかし、Twitterに比べると拡散性は高くないため、集客目的よりはリピーターに向けた発信に向いています。

TikTok

TikTokはショートムービーを共有できるSNSです。年齢層は主に10代~20代の若い世代に注目されています。アプリ内で撮影から動画にBGMやエフェクトを入れるなど、手軽に編集ができるのも魅力の一つです。TikTokは拡散性が高く、YouTubeと比べると再生がされやすいメリットがあります。また、動画の評価が高いとおすすめに表示される場合があります。おすすめに乗れば、多くの人に認知をしてもらえるチャンスでもあります。さらに、TikTokとInstagramを連携すると、TikTok投稿と同時にInstagramにも動画を投稿することができるので便利です。
ムービーを活用して商品PRをするのはもちろん、TikTok内の広告を利用したり、人気のインフルエンサーとコラボをした投稿ができると注目度が上がり、さらに見てもらえるきっかけになるでしょう。

YouTube

YouTubeは動画SNSで最も利用されているSNSです。今ではテレビよりYouTubeを見ているといった人も多く、ジャンルのコンテンツも幅広いため全世代で利用がされています。Youtubeでは長い動画を製作することができるので、画像や文章だけでは伝えられなかった自社の商品について解説する動画や、製作秘話などのユーザーにとって面白い動画を作ることで、興味を持ってもらうことが重要になります。また、自社ECサイトやTwitterにYouTubeの動画を貼り付けるなどをして見て貰うキッカケを作りましょう。

YouTubeアナリティクス
YouTubeのチャンネルを開設すると、YouTubeアナリティクスが使えるようになります。これは、自身のチャンネルや投稿したどうがのアクセス分析ができるツールになります。視聴回数やチャンネル登録者数だけでなく、人気の動画や新しい視聴者とリピーターの数、年齢・性別、視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯など、他にも様々な分析ができます。

注意

SNS集客はすぐに効果が出るわけではなく、あくまで長期的な集客方法になります。継続的に投稿を続け少しずつフォロワーを増やしていくことが大切になると言えます。しかし、EC業務をこなしつつSNS運用も同時にこなすのは負担がかかります。SNSツールは最小限に絞り、月に投稿する回数を決めるなどをして無理のない運用を心がけましょう。

この記事を書いた人

エム・エー・ディー 広報チーム

EC-CUBEをベースにした通販事業のビジネス構築やECサイト構築、運用。企業のデジタル化を支援いたします。

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