EC-CUBE4 管理機能
設定>店舗設定>基本設定
EC-CUBE4で構築したサイトの初期設定などを行うのが「設定」メニューです。
「設定」メニューには、EC-CUBE4を運用する際、サイト運営者についての情報などを登録する「基本情報設定」メニューとECサイト運用する管理者やメンバー(スタッフ)、稼働システム関連の表示や設定項目が「システム設定」メニューがあります。
EC-CUBE4でサイト運用を開始する前に、真っ先に登録設定するメニューですが、一度登録してしまうとあまり変更しない項目などもあると思いますので、最初に間違いが無いように、しっかりとチェックして登録しましょう。
「設定」メニュー一覧
店舗設定
- 基本設定
- 特定商取引法設定
- 利用規約設定
- 支払方法設定
- 配送方法設定
- 税率設定
- メール設定
- CSV出力設定
- 受注対応状況設定
- 定休日カレンダー設定
システム設定
- メンバー管理
- 権限管理
- セキュリティ管理
- ログイン履歴
- ログ表示
- マスターデータ管理
- システム情報
基本設定
基本設定では、ECサイトの「店舗情報」「送料設定」「会員設定」「商品設定」「税設定」「ポイント設定」などのサイトシステム全体に対する表示・動作設定をします。
店舗情報
- 会社名・・・ECサイト、実店舗などを維持運営している会社名を入力します。
- 会社名(カナ)・・・会社名を全角カナで入力します。
- 店名・・・店舗名、屋号を入力します。※必須項目
- 店名(カナ)・・・店舗名を全角カナで入力します。
- 店名(英語表記)・・・店舗名を半角英文字で入力します。
- 住所・・・店舗の所在地住所を入力します。
- 電話番号・・・問い合わせや、連絡を受けれる電話番号を入力します。ここでは入力必須ではありませんが、結局は管理画面の「設定>店舗設定>特定商取引法設定」で電話番号は入力必須ですので、同じ電話番号を入力しておきましょう。
- 店舗営業時間・・・ECサイト自体はWEBサイトですので24時間公開されていますが、問い合わせや受付に対応出来る時間帯などを説明しておきましょう。実店舗があればそちらの営業時間など説明しても良いでしょう。
- 送信元メールアドレス(From)・・・ユーザーからの注文等に対し、EC-CUBEのシステムから自動で返信されるメールを送信する送信元のメールアドレスを入力します。
- 返信先メールアドレス(ReplyTo)・・・返信メールを受け付けるメールアドレスを入力します。
- 送信エラー通知メールアドレス(ReturnPath)・・・宛先不明などエラーが発生した場合、エラーメールを送信する宛先のメールアドレスを入力します。
- 問合せ専用メールアドレス(From,ReplyTo)・・・ユーザーが問い合わせフォームからメールを送信する宛先となるメールアドレスを入力します。
- 取り扱い商品説明文・・・ショップで取り扱う商品などを紹介しておくと良いでしょう。
- 店舗からのメッセージ・・・ショップオーナーさんやショップスタッフさんなどからのお客さんへの一言などを紹介しておくと良いでしょう。
- Googleアナリティクス設定(4.3から利用可能)・・・Googleアナリティクス(以下、GA)のIDを入力することで、タグが発行されるようになります。使用する際は必ずGAの規約を確認したうえで、使用するようにしてください。
送料設定
- 送料無料条件(金額)・・・購入する商品代金の合計が設定金額以上の場合自動的に送料を無料にする設定です。
- 送料無料条件(数量)・・・購入する商品数量の合計が設定個数以上の場合自動的に送料を無料にする設定です。
- 商品ごとの送料設定・・・送料は配送方法設定メニューで都道府県別の送料テーブルを設定しますが、商品個別に送料設定が出来るようにするかどうかを設定します。この設定を「有効」に設定すると、商品編集内の送料項目が有効になります。※商品毎に設定した送料を課金出来るようになります。
会員設定
- 仮会員機能・・・有効にすると、ユーザーの会員登録時に仮会員となり、サイト管理者の手動操作により本会員への登録となります。
- マイページに注文状況を表示・・・注文状況は管理者のステータス変更により、注文の状態を切り替えることが出来ますが、その切り替えた状態をユーザーがマイページ内で注文状況を確認する事が出来るようにする設定です。
- お気に入り商品機能・・・お気に入り商品として、会員ユーザーが商品をお気に入りに登録する事が出来るようになります。お気に入りに入れた商品は、ユーザーのマイページ内で表示出来るようになります。
- 自動ログイン機能・・・有効にすると会員ユーザーがログインする際にログイン情報を記憶するチェックBOXを表示する機能です。ユーザーはログインしやすくなりますが、IDやパスワードを記憶するので、その端末からは誰でもログインする事が出来るようになりますので、セキュリティ的にはあまりユーザーにとっては良くないかもしれません。
- 重要操作時メール通知機能(4.2.2から利用可能)・・・有効にすると会員情報やお届け先情報が変更された際に、ユーザーへ通知のメールが送られるようになります。第3者による情報変更を検知することができるので、セキュリティ的には有効を推奨します。
商品設定
- 在庫切れ商品の非表示・・・有効にすると在庫切れの商品が非表示となります。直ぐに入荷するような商品の場合は在庫0のまま表示しておくのが良いと思いますが、在庫切れの商品が大量にあるような場合は、ユーザーが商品を探しにくい状態となる為、非表示とした方が良いかもしれません。
税設定
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商品別税率機能・・・軽減税率に対応する機能です(4.0.3〜)。
ONにすると商品登録画面の項目に「税率」を登録する項目が増え、その商品のみの税率を商品毎に適用課金する事が出来ます。
4.2.0からは、「適格請求書発行事業者登録番号」の登録が可能になりました。納品書に印字されます。
ポイント設定
- ポイント機能・・・システムの運用に登録会員に対してポイント還元制を利用するかどうかを設定します。ONにすると、次のポイント付与率で設定したポイントをユーザーに還元し、設定したレートで、次回の買い物からそのポイントでの代金支払いが出来るようになります。ポイントは登録された会員のみに有効な還元サービスとして運用します。購入した商品代金の合計に対して還元計算となりますので、課金される総支払額のうち、送料や手数料の金額はポイント還元計算の元本にはなりません。
- ポイント付与率・・・ユーザーの購入商品代金の合計に対するポイント還元率を設定します。例)1%とすると、100円の買い物で1%=1Ptが還元されます。
- ポイント換算レート・・・ユーザーに還元したポイントを何円の価値として還元するかの換算レートを設定します。例)1円とすると、1Pt=1円で利用できるようになります。
ワンポイント
「自動ログイン機能を有効にする」を有効にすると、画像のようなチェックBOXが表示されるようになります。